復習3:TILT
2010-03-18


TILT(ティルト)は、最初の頃は「すげー技だ」と思っていたが、そのうちなんだか嫌いになってきた。知っている人が見たら一発で分かってしまうからだ。でも最近になってやっぱり「ちゃんとできれば非常に有効」と思い直してきた。一人で練習ばかりやっていると分からなくなるのだが、「知ってる人」ってそんなにいない。というか身の回りにはまずいない。
 真ん中に差し込んだ(明らかに1枚の)カードがすぐに上がってくるのだから、非常に分かりやすくインパクト大である。
 でもちゃんとやるのはなかなか難しい。Daryl(ダリルもしくはダロー)やTyler Wilson(タイラー・ウィルソン)などの本・DVDを参考にして、ティルトをより「本当らしく見せる」、いわゆるTILT FINESSE(ティルト・フィネス)の手法をいくつか試してみたが、いやはやよけい難しくなる。
 あまりFINESSEには神経使わずに、基本をきちんと練習するのがいいようだ。また、ルーティンの中での前後との絡み、流れによって、「真実味」はけっこう変わってくるような気がする。その辺の研究も必要だろう。
 これはまたDLをはじめとする他の技法にも言えるかもしれない。単独でやると妙に目を引いてしまう危険性がある技法でも、流れの中でうまくやれば自然に見えるようになる、あるいはちょっと不自然な感じがしたとしても次の別の動作が続いたり、似たような動作と組み合わせることで、前の不自然さは忘れさせてしまうことができるかなと思う。
[カードマジック]
[技法のメモ]

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